されどレントゲン、されど口腔内写真
2025年8月22日
院長の櫻江です。
まだ暑い日が続いていますが、いよいよ夏休みも終わりに近づくこの時期です。暑い夏を通り越して、少し涼しさが垣間見えてくる頃、私の耳に流れてくる曲といえば、森山直太朗さんの「夏の終わり」です。
私にとっては、歌詞の内容を深掘るというより、日本語の美しい響きを感じる曲です。
さて、先月、北九州の竹中先生(私の同級生です)に院内セミナーをして頂きました。


当院の他に2つの歯科医院も集まり、みんなで「規格性のあるレントゲン写真・口腔内写真」について学びました。
講義と実習の盛沢山の3時間でした。
竹中先生の講義は面白く、教え方がとても上手なので、当院のスタッフのモチベーションが爆上がりでした!
竹中先生には9月に、講義と実習の続きで再度来ていただけるようになっています。
きっとこれで当院のスタッフはみんな、レントゲン写真の位置づけと口腔内写真の撮影がしっかりできるようになると思います。


「規格性のある」ってどういうこと?と皆さんは思われるかもしれません。
実は、「たかがレントゲン、されどレントゲン」「たかが口腔内写真、されど口腔内写真」なのです。
「規格性のレントゲン写真を撮る」ということはどういうことかというと・・・・。
「規格」=「比較していく」ことに長けているということです。
例えば、10年前に来られた患者さんの一枚のレントゲン写真、それを毎年同じアングルで撮っていく。
そういうイメージです。
そこから見えてくるものは何でしょう?
① 経年的な変化
② 自分で行った治療の予後の判断
などです。
①経年的な変化は、ライフステージの変化によるものもあるでしょう。
人間誰しも、日々お口の中は変化します。
それに応じて我々歯科医療従事者は、治療であったり、予防であったり、アドバイスをします。
その変化を見逃さないことが、大きな治療を未然に防ぐことになります。
②自分の行った治療の予後の判断ですが、これは実は奥が深い。
現代医療は基本的にエビデンスに基づいています。
しかし私自身の感覚として歯科というのは、経験から考察して学ぶとか、感覚的なもの(治療の際こういう動きをしたら良い、というような感覚で体に染みついていて言葉に表せないもの)が占めている割合が思いのほか多いと思っています。
なので、治療をエビデンスやマニュアル通りにやってみた⇒成功!!というのが絶対ではなくて、さぁ、その後、患者さんの生活環境、ご本人の考え、いろいろなバックボーンもありながらも何年も維持できるのか?
もしくは壊れてしまったとしたら、それはどうして? と謎解きみたいなことになってくるわけです。
それが、歯科というお仕事の奥深いところであり、この先に見えてくるものを見つけてみたいと思うゆえんです。
ここを探ることで、更に皆さんへ還元できることがあるのではと思います。
そういうわけで、「されどレントゲン、されど口腔内写真」なのです。
口腔内を管理する立場の我々にとって、規格性のある資料はとても大事なものなのです。
このように、今回は歯のレントゲン写真や口腔内写真の大切さをお伝えしました。
しかし最近、私の中で「口腔内は全身の一部」であるという観点から歯科を考えることも増えてきました。
今後はそういう考えも取り入れて歯科治療に当たっていく必要があると考えるようになりました。
今、私は当院のスタッフと共にデンタルカイロプラクティックを学んでいます。
お口も全身の一部という目線で、今後皆さまの健康の更なる一助になれるよう学んで参りたいと思います。
解禁するまでもうしばらくお待ちくださいませ☆
【医院からのお知らせ】
9月から育休明けのスタッフが復帰します。
またよろしく願いたします。
デンタルオフィス・さくらえ
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