院長紹介
寄り添う治療を行っています
こんにちは、院長の櫻江陽子です。
数ある歯科医院の中から当院のホームページをご覧くださり有難うございます。
私の自己紹介と歯科医師としてのスタンスについてお話します。
現在、歯科医師となり20年目です。
家族は、夫と小学生の息子(二人)がいます。
私にとって歯科医師という仕事は、奥が深く人に寄り添うこともできて、とても大好きな仕事です。
自分の知識と技術で誰かを幸せにできることを日々嬉しく感じています。
まず、歯科医師になった経緯をお話しします。
私は子供の頃から歯科医師になりたい、とは全く思っていませんでした。
森林や海洋学、宇宙など自然なものの研究、人に寄り添う治療をする(当時ホスピスの本が流行していました)など、
高校時代はいろいろな将来の夢を持っていました。
しかし、祖父、両親が歯科医師という環境で育ったこともあり、結果的に歯学部に進学することになりました。
昭和、平成、令和と歯科医療の変遷を横目で見ながら、時代の流れを感じてきました。
また医療という奉仕の精神を、生活の中から引き継がせてもらったように思います。
一方で、育った環境が複雑でしたから、周りが思う私のイメージ(恵まれている子供)と
自分だけで抱えてきた寂しさと絶望のギャップが自分をひどく苦しめていました。
幼少期は生き物の命や自然のもの(木や水など)を大事にしている子供でした。
今ではそんな経験のお陰で、患者さんの気持ちを汲むのが得意になり(受け取りすぎなところもあります)、
歯(患者さんの体の一部)を大切にしたいという想いに繋がっているように思います。
趣味は、読書、ヨガ、料理、一人映画館、美術館・神社巡り、雲を眺める、子供達との何気ない会話などです。
言葉が話せないにも関わらず、一人でフランス(美術館巡り)に行くなど、やると決めたら即行動をするタイプです。
「やらないよりやってみる」「誰かにできることは自分にもできる」という精神で生きています。
その精神のおかげもあり、今いろいろな治療ができるようになったと思っています。
休日は、残った仕事の処理や勉強会に充てることもありますが、ヨガをしたり、家族と過ごすことが多いです。
私は患者さんに対峙する中で、常にそれぞれの方に対して「私ができるベストな治療を提供したい」という想いを持ち続けています。
けれど、初めからこのように思っていた訳ではありませんでした。
大学時代は同級生の中でも天然系に分類されていましたし(笑)
今でも同級生からは、「一番開業しなさそうな人だった」と言われる始末です。
特にすごく歯医者が好き!手先がものすごく器用!儲けたい!というわけでもなく・・・。
ただ、流れに乗ってきたら“今”に至っていました。
大学卒業後に2年間研修医をしました。ダラダラとゆるくやっていましたが、ある時思ったのですよね。
「今できることを、ただ真摯に向き合ってやっていこう。今の続きが未来だから・・・」と。
そこから少しずつ歯車が変わっていった気がします。
目の前の患者さんに真剣に向き合っていると、やはり、自分が治せないもの、
わからないこと、失敗することに遭遇します。その時に、何故だろう?と常に考えてきました。
患者さんの背景、今の状況と自分の失敗の原因を、歴史を紐解くように分析する。
「私ができるベストな治療を提供したい」という想いからそれを続けてきました。
今では、この20年の間に得た知識と経験が、目の前にいる患者さんを前にしたときに
ある程度は自動的に処理されるようになってきました。
しかし、まだわからないこと、できないことが沢山ありますし、取り入れたい新しい道具や機械もあります。
これからも勉強を続け、より良い治療を提供できるようにしたいと考えています。
歯科医療は患者さんの生活と共にある医療です。
お口の状態が生活と共に変わっていくということを、患者さんから沢山学ばせて頂きました。
中には私が大学生の頃に実家で歯科助手のアルバイトをしていた時(20年以上前)から存じ上げている方もいます。
長い時間を治療やケアに当たらせてもらっていることが、今となっては私の何よりの宝物となっています。
待合室で年配の方同士がお互い初めましてなのに仲良く話していたり、
周りの大人たちが子どもたちに優しく話しかけていたりします。
そういう光景を見るのがとても好きです。
当院が人と人が繋がる場所にもなってくれることを心より願っています。
経歴
福岡歯科大学卒業 |
九州大学病院勤務 |
あおぞら歯科勤務 |
あおぞら歯科を継承し、さくらえ歯科こども歯科に改称 |
移転開業に伴い、デンタルオフィス・さくらえに改称 |
所属
歯科医師会 |
日本歯周病学会 |
歯達会 |