いま思うこと、そして新型コロナウイルス対策について。
2020年3月1日
とてもご無沙汰のブログ更新ですm(_ _)m
「自分が楽しく仕事ができること」がひいては周りの人々を幸せにできるのだと考え、自分、スタッフ、患者さんと毎日向き合っている日々です。
現在新型コロナウイルスの感染の恐れがあり、個人だけでなく社会全体の歯車が崩れてきていますね。驚きもありますが、生きていたら本当にいろいろなことが起こるのだと感じます。
当院では従来通り
・オゾン水が配管を流れており、スタッフ・患者さんに触れるお水は除菌されております。
オゾン水の新型コロナウイルスへの除菌は、当然ながら実験も行われていないため明確に有効かどうかを申し上げることはできませんが(>_<)
・患者さんのお口の中に入るもの(歯を削るドリル・器具など)についても、クラスB滅菌器(最高水準の滅菌です)で滅菌されたもの、感染力のないようにきちんと消毒したもの、使い捨てのものを使っております。
もしも、新型コロナウイルスに感染した患者さんが当院を受診するとしたら?
器具を介しての感染はないと考えていただいて問題ないと思います。
しかし、待合室で同席したら感染のリスクはあるかもしれません。
それでもやはり、WHOが世界的流行危険度を最高レベルにするほどです。
私は、良い治療は、医療者側と患者さんが良好な関係を築いてこそできるものだと確信しております。
「歯医者さんに行って、新型コロナに感染したら怖いな…」と思われている方は、急な痛みもないのであれば、受診を見合わせていただくのが良いのではないかな?と思っております。
ふと先程、高校のときの数学のおじいちゃん先生が教えてくれた漢詩を思い出しました。
山重水複 路無きかと疑う
柳暗花明 又一村
この一節を数学の授業中に板書されました。
中国の陸游という方の詩です。
全体の詩の中の一部抜粋ですが、本来は素朴な農村の詩みたいですね。
これを高校生の時に書き写し、その後も手帳に書いていました。
出口が見えない暗いところを歩いていてもいつか明かりが見えるんだよ、ということを先生が仰ったのを覚えています。
あの頃、もっと真面目に勉強していたらな…というのはさておき(笑)
壁にぶつかったときに、ふと私を勇気づけてくれる詩だったなぁと思い出しました。
社会全体が先が見えないときでも、必ず先には出口があると信じて!いま出来ること、いましか出来ないことを暗い気持ちにはならずに考えてみんなで乗り切っていきましょう(^^)